一晩中考えていた
君に出逢ったその理由を
見当はだいたいついてたけど
背中を押す根拠が欲しくて
君に恋する前の僕は
どんな日々を生きてただろう
言うほど悪くもなかったなんて
言ったら君は拗ねちゃうかな
繋いだその手から
伝わる心の持ち主が
選んできた道の上に
僕がいれて良かったな
『すきだよ』の4文字じゃ
全てはきっと伝わらない
高らかに鳴ったこの胸の
音色を君にも聞かせたい
どこまでも続いていく
ものなんて多分ないけれど
だからこそ愛おしく
なる時を君と生きていきたい
一晩かけて書き出した
君に出逢ったその理由は
ペンを走らせたメモ帳くらい
薄っぺらく思えてしまった
繋いだその手から
握り返される強さが
僕が来た道の後に
『正しさ』をいつもくれるから
『あいしてる』の5文字じゃ
なんだかちょっとウソくさいな
君が好きって言ってくれた
ありのままの自分でいたい
そしてまた時間が過ぎ
同じ季節が巡ったら
約束したあの場所で
また次の約束を交わそう
繋いだその手から
伝わる心の持ち主が
歩いてきた道が今
僕のものと一つになる
いくつ言葉を並べても
ちっとも上手く届かない
君のこと想う気持ち
それだけを信じていよう
いつまでも続いていく
ものなんて見つからなくても
だからこそ愛おしく
なるイマを君と生きていきたい
君のその微笑みに
僕だけの答えを見つけたよ