打ち付ける窓の外 
雨粒が弾けては消えてく
過ぎ去ったいつかの衝動
あの時の記憶がループする

醒めなければ 悪い夢も
ただの笑い話に出来るのに
ほらまた どこかで
僕を呼ぶ声が響いてる

もう全て止めて
何もかもなかったことにしてしまおう
そうやっていつも
つじつま合わせて
忘れてしまえばいい


溶けていく傷の跡
感情の輪郭がぼやける
降り止まぬ今夜の雨
ゆっくりと心が潰れてく

腐りかけの 甘い果実
滴り落ちる蜜は酷い香り
ほらまた こうして
大切な物を傷つけてる

もうどうにでもして
流されるままにこの身を委ねよう
そうやっていつか
許される日が来るのを
祈ってる


溺れそうな 意識の中
ぐるぐる回る天井が笑ってる
ほらまた ほらまた
消せないシミが殖えていく

もう全て止めて
何もかもなかったことにしてしまおう
そうやっていつも
つじつま合わせて
忘れてしまえばいい

もうどうにでもして
流されるままにこの身を委ねよう
そうやっていつか
許される日が
来るのを祈ってる